
曇りの朝。うるま市の会議が終わった昼頃から結構な雨がしばらく続き、その後もしとしと降ったりの天気。

携帯電話の脳腫瘍リスクを調べる史上最大の調査、中間報告は最悪
前々から言われていたことだけど、なかなかスゴイ?
私はそれほど煩雑には使ってはいないけど、娘は携帯プレーヤー代わりにしていたりするからなぁ。
今日は朝から、うるま市役所にて会議。
で、漁協の方からもずくの話を聞いてびっくりしたことがいくつかある。

日本のもずくの90数%は沖縄産のものってのを知っている人はいても
、その中でも50%近くをうるま市のものが占めているのは意外と知られていない。私も最近まで知らなかったし、地元の人でさえ知らなかったりする。

一般に流通しているのは塩漬けして一斗缶に入れたものを業者が仕入れて、塩抜きして三連のカップ入れた味付けかタレ付きのものが多い。
一斗缶すなわち18sのもずくは塩抜きする過程で水を吸い20-25sに量が増す。ようするに水ぶくれする訳だ。塩漬けしたモズクは栄養分とかの一部が外に漏れだしている訳で、それにタレで味付けする。水ぶくれの度合いが大きい程歩留まりがいい訳だから業者には喜ばれる。そのような工場のラインが組まれていて、内地の業者は沖縄から歩留まりのいい塩もずくを仕入れ加工し全国に販売している。
さて、このように歩留まりのいいモズクってのは、表面にヌメリが余りなく食感がシャキシャキっとしているものが向いている。今朝食べたのはこのタイプの生。ヌメリはないけど、とてもしっかりとした食感があって、それはそれで美味いし、ソーミンとかと合わせてタシヤーにしても美味そうだ。
しかし、食べてもらいたかったのは、表面にぬめりのある生だったようだ。あいにく間違えて持って来てしまったようだ。このタイプは普通に塩蔵して塩抜きすると歩留まりが悪いというか無いらしく業者は全くと言っていい程引き取らないそうだ。しかし味は抜群にいい。ヌメリがあってしっかりとした食感なんだそうだ。
現在、もずくに等級付けとかないし業界内の自主基準もない。
養殖は海底に張った1.5m x 20mのロープを使って行うのだけど、海底には砂場もあれば藻場や岩場もあって、その場所によって同じモズクでも異なってくるらしい。その中でも一番美味いのは岩場もずくって訳。
ここには書かないけど、さまざまな理由からこの岩場もずくだけを選別して出荷するのは難しいし、そもそも引き取り手と言うかそういう仕組みがないらしい。
が、ちょっと発想を変えれば、ブレークスルーするのは大して難しいことでななさそうな気がするな。ここにも島の宝ものを見っけ。生産者が気づいてないものっていっぱいあるなぁ。

もし、解凍してそうじゃなければ電話してねーってことだけど、ともかく楽しみだ。
帰ってから、今朝の残りの藻場もずくの方に三杯酢と一味に鮭フレークをかけて食べてみたけど、美味い。これにヌメリが加わったらすごそうだ。

その後は10年以上ぶりに康楽飯店へ。牛丼とラーメンのセットが630円。牛丼と言っても細切り牛肉たっぷりの中華丼でこれが野菜もたっぷり、餡の具合も味付けもよくて美味。それとあっさりながらしっかりとした醤油ラーメン。お腹がやさしく一杯になって満足〜。
詳しくは、おきぐるの康楽飯店の記事へ。

大根があればもっといいけど、やっぱりご飯はいいなぁとか思う。





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